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【報告】&_Canvasイベント:ファッションショー


写真:横浜赤レンガ倉庫でファッションショーに出場していただいたモデルさん達と、ウォーキング指導をしていただいたNPO法人日本ウォーキングセラピー協会代表理事の多村亜希子さんと。

2014年12月21日(日)。

&_Canvasのコンセプトである【すべての人は一人ひとりが自分だけの輝きを持っている】ことを元に、耳が聞こえない方も聞こえる方も、そして車椅子の方や視覚に障害がある方なども含めみんながともに楽しみ、輝き、そしてその輝きを多くの方々に見て頂けるイベントをやりました!

【なぜ赤レンガ倉庫で?】

シンプルに、私たちを見てもらいたかったから。

「色々な障害を持つ人がファッションショーやマルシェをやるよ~!おいでー!」と言っても、それに興味がある人しか来ないことが多いです。

でも、色々な人が集まるところでやれば、イベントに興味がない人、イベントがあることを知らない人にも見てもらえます。

そこから、何かを変えられると思ったから。それにはとってもいい場所!と思って赤レンガ倉庫にしました。

【どんなことをやったの?】

詳しくは・・・→http://andcanvas-yokohama.jimdo.com/

こちらを参照してください。スケジュール、出演者情報などが書いてあります。

【どんな効果があったの?】

まず、ファッションショーではただ皆さんにウォーキングしていただくだけではなく、一人ひとりのパーソナリティを見ていただきたいと考えました。

ファッションショーに出ていただいたモデルさん達は皆さん、素人です。そして何らかの障害を持っています。(聞こえない方、車椅子の方など・・)

でも皆さん、一人ひとりが皆さんと同じように自分の夢を持ち、趣味を持ち、人生を謳歌している。一人ひとりが一生懸命生きている。

それをまず、お客様に気づいて欲しかった。私たち障害を持っている人たちも、みんなと変わらない普通の人間なのだということを。

そこで、ショーで一人ひとりが舞台に立っている間、その人のパーソナリティを出すためにスライドショーで放映しました。

例えば。。。

こんなふうにスライドで、一人ひとりの夢、趣味などを上映しながらショーを行ないました。

結果としては大成功だったと思います!

皆さん、スライドショーで自分の夢・趣味などを上映しながら、株式会社Point様から提供していただいた衣装を着て生き生きとウォーキングしていました。

皆、最高に輝いていました!!!

みんな、いい笑顔です!

そして・・イベント終了後、Facebookにこんなメッセージが来ていました。

「ファッションショーで、聞こえない方も一人ひとりが自分の趣味を持って生きて輝いていることを改めて知った」

「ぱっと見、みんな自分と変わらない人たちなんだなと分かった。どうしてそんなアタリマエのことが気づかなかったのかと思う」

「みんな本当に輝いていた。まぶしかった。みんな明るく頑張って生きているんだなと分かった」

「みんなが障害を持っていても、自由に自分の夢を追いかけていける社会を私たちもともに作っていきたいと思った」

・・・などなど。嬉しいメッセージでした。

やはり、健常者などの聞こえる方々は、「障害を持っている人々」というものを身近に感じることがとても少ないため、障害を持っている人が日頃どんなふうに生きて、どんなことに悩み、どんなことに困っているのか。。などなど、気づきにくいのだと思います。

そしてそこから、健常者と障害者の間に壁ができていってしまう。。。そして差別・偏見に繋がっていくこともあります。

しかし、こうやって、多くの方々が訪れる場所で、誰もが自由に見ることができるイベントを開催することで、障害に関心がない方々、特に自分から自分の意志で「障害を持つ方々と関わろうとしない方々」にも見ていただき、そこから多くのことを感じて頂けた、ということはすごく大きなことだったと思います。

少しのきっかけで、社会は変えられると実感しました。

・・・続く

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